介護施設

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高齢者を中心とした介護のための施設「介護施設」。

介護福祉士やケアマネージャー、ホームヘルパー、理学療法士や作業療法士など他の医療・介護スタッフとの連携を図りながら勤務することになるでしょう。

医師不在の介護施設もありますので、入所者の健康管理について看護師に大きな責任がかかってきます。

介護施設とは

要介護度1~5の在宅介護が困難な65歳以上の方100人に対して3人以上の看護師がつく規定になっている「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」。

要介護度15の認定を受け、リハビリを必要とする方100人に対して10人以上の看護師が規定になる「介護老人保健施設(従来型老健)」。

介護と医療の両方を必要とする要介護1以上の高齢者が長期療養するために入所する、看護師17人以上つくことが義務づけられており、医療に関わる職員が最も手厚い「介護療養型医療施設」。

2008年に始まった「介護老人保健施設」と「介護療養型医療施設」の中間的な役割となる「介護療養型老人保健施設」。

似たような名前ですが、特徴がそれぞれ違うので転職の際には注意しましょう。

勤務時間

勤務形態や勤務時間は介護施設によって様々。

常勤も日勤のみの介護施設もたくさんあります。

求人情報を確認している方は、パートや派遣として勤務できる施設も年々増えていることに気づくでしょう。

24時間体勢で看護を行っている介護施設の場合、夜勤がある交代制のシフト勤務になります。

クリニック

病床数19以下の医療機関や入院設備を持たない小規模の医療機関であるクリニック。

日勤のみで働くことが出来るので、仕事とプライベートを両立させたい看護師から人気です。

ただし、常勤で勤務しても夜勤がない分、病院勤務と比較すると収入は低くなる傾向があります。

パートやアルバイトでも勤務可能なこともクリニックの特徴です。

即戦力

地域密着型の「かかりつけ医」としての役割が大きいクリニックは、内科や小児科、皮膚科や耳鼻咽喉科など専門的な治療が受けられます。

クリニックでは在籍する看護師の数が少ないので即戦力が求められる場合が強く、注意が必要です。

少人数のスタッフゆえに初診患者への問診から医療行為以外の会計事務、薬剤師の補助、クリニック内の清掃なども看護師が行っているところが多くあります。

医師やスタッフとのコミュニケーション能力の高さは必須です。

さらにはアットホームな環境のため、看護師の対応がそのままクリニックのイメージとしてとらえられがち。

患者さんとのコミュニケーション能力も問われるでしょう。

なんでもこなせる人材

クリニックの顔となる看護師は、看護や診療介助以外の業務についてもなんでおこなさなくてはいけません。

自分で考え、臨機応変に対応出来る積極性や柔軟性が求められるのです。

パートやアルバイトでの勤務だからといって甘えは許されません。

患者さんからすればパートやアルバイトであることは関係がない、「看護師さん」なのです。

そして少数精鋭になるので、他の看護師に頼る事も出来ないですし、一科目一人の看護師の場合もあります。

クリニックによっては午前と午後の診療の間に在宅診療の介助に行く場合や、入院設備があるところは夜勤や残業があるので注意が必要です。

病棟

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病棟看護師は簡単に言うと「白衣の天使」として連想される看護師。

24時間体勢で治療の補助や看護、薬剤の管理の他身の回りのケアを行います。

診療科目によって病棟看護師の仕事内容にかなり違いがあるので、転職を考える場合はその診療科目の看護師に意見を聞く事も希望を叶える材料になるでしょう。

重要な細かい仕事

24時間体勢の仕事なので、どのような勤務形態であっても、申し送りから始まります。

夜勤から日勤へ、その逆へと入院患者さんの状態や変化を伝えるチームワークとコミュニケーション能力が必要です。

検温や血圧測定、注射・点滴、ガーゼの交換、処置、検査、手術への送りだしから食事の準備に介助、入浴などの身の回りの世話、その都度のカルテ記入も重要な仕事。

不安を抱える患者の精神的ケアも必要となります。

患者さんが就寝されたら病室の見回りや点滴、心電図、呼吸器の管理なども必要です。

大切なことはチームワーク

医師との連携はもちろん、24時間体勢で担当が変わってもスムーズに看護ケアが出来るように、記録や申し送りにミスがないようにしなければなりません。

そのためには人の話を聞いて理解する力、自分の考えを伝える力、他の看護師や病院スタッフ同士とコミュニケーションをとる力が必要でしょう。

常に患者さんの目線で考え、精神的なケアや患者さんの家族の相談にのったり、フォローすることも病棟看護師の役割です。

チームワークとコミュニケーション能力に加え、周囲に配慮できる優しさが大切になります。

病院外来

病院の外来対応時間の間だけで、日勤だけの勤務枠があり、病院外来を希望売る看護師は多いです。

ただし、待ち時間に比べ診察の時間がどうしても短くなってしまうこともあり、患者さんからのクレームは絶えません。

看護師の働く場の中でも常に時間に追われている忙しい環境といえるでしょう。

体力と精神力も鍛えられるので、「夜勤がないから」という安易な考えで職場を決めてしまうと痛い目をみることになりかねません。

一般外来

看護師の業務は外来と入院(病棟)に分けられているのが一般的です。

通院で診察に訪れる患者さんに対して短時間で効率よく対応する事が求められます。

看護しての専門的な知識以外にもさまざまな情報を持って、患者さんから振られる話題やクレームに対応出来るコミュニケーションスキルが必要となるでしょう。

救急外来

救急医療は1,2,3次救急があり、それぞれ入院を必要としない方、入院・手術を必要とする方、重傷、高度医療専門医療を必要とする方に対象が分かれ、医療機関がそれぞれの役割分担に従って診療します。

病状の急変や突発的な悪化、事故などにあった患者さんが搬送されてくるので、判断力と観察力、迅速な行動にチームワークが必要とされる環境。

業務をこなしながらも患者さん本人とそのご家族のケアも重要な役割です。

看護師の仕事〜クリニック〜

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20床以上の入院設備を持った医療機関」のことを病院といい、それ以外の医療機関をクリニック、診療所といいます。

入院設備があるクリニック、診療所もありますが、病院とはまた違ったクリニックや診療所ならではの業務が発生します。

クリニックで働く看護師の仕事

病院と違ってクリニックや診療所外来の看護師は夜勤が基本的にはありません。

仕事は基本的に採血や点滴、検査などの処置をこなし、レントゲンも医師がスイッチを押すだけという状況までセッティングします。

クリニック外来の看護師に求められることは、患者さんとの上手な関わり合いとスピーディーな動き。

丁寧に患者さんを相手しつつ、処置をしつつ、次から次へと外来する患者さんの対応を正確にこなさなければなりません。

並行して、医師の診察の準備も必要になるため、様々な配慮と最新のケアが必要になってくるでしょう。

患者の窓口

クリニックや診療所の外来担当は勤める医療機関と患者さんの窓口・玄関口となります。

看護師の対応の善し悪しが病院のイメージをそのまま決定づけるといっても過言ではないでしょう。

小さなクリニックでアットホームな雰囲気であっても、馴れ合いすぎると新規の患者さんにはあまりいいイメージをもたれないかもしれませんし、20床未満でも総合病院のように大きな医療機関であれば、長い時間待たされて気分を害する患者さんもいらっしゃいます。

その場合は辛抱強い対応や、臨機応変な対応が求められるでしょう。

看護師の仕事〜病棟〜

看護師の職場として最も多く選ばれているのが病院病棟やクリニック、診療所と呼ばれる外来施設。

看護師として働くには、どのような施設でどのような条件で働きたいか、自分にあっているかを明確にするのが重要です。

一般的に大きく分けて病棟担当で働きたいのか、クリニック担当で働きたいのかというくくりで考えます。

病棟で働く看護師の仕事

病棟看護師は新規患者者や通院患者ではなく、入院患者を中心に看護ケアなどを行います。

クリニックや診療所などの外来との大きな違いは夜勤での勤務があること。

この夜勤があることによって「3交代制」または「2交代制」の勤務形態になることが多いです。

病院病棟に勤務する上で夜勤を避けることは難しいでしょう。

日によって日勤で働いたり、夜勤で働いたりするので、慣れるまでの間は体力的にも苦労することが考えられます。

勤務する診療科によって異なりますが、急変の患者さんが出ることもあり、常に気を張っていないといけないのでので非常に神経を使います。

急変の患者が出た場合など残業になることもあり、勤務時間が長くなってしまうでしょう。

最も大変な仕事

病院病棟の看護師の仕事の中で他と比較して最も大変と言われているが、手術室や集中治療室(ICU)、救急救命室(ER)勤務担当。

体力と気力的なタフさもさることながら、医療現場での経験が重視されます。

大変であるからこそ、患者が元気になっていく様子や感謝の言葉を貰ったときには喜びとやりがいが得られるでしょう。

看護師の資格

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「看護師」は保健師助産師看護師法において定められた国家試験です。

厚生労働大臣の免許を受け、医療、保健、福祉などの場所に携わる医療従事者としての資格になります。

20023月までは性別で女性は看護婦、男性は看護士として区別されていました。

しかし2002年4月より、性別関係なく「看護師」として名称が統一されています。

准看護師

准看護師は各都道府県が実施する准看護師試験に合格する必要があります。

各都道府県知事の免許で、仕事内容はさほど正看護師と変わらないですが、細かいところで医師・看護師の指示が無ければ出来ない業務があります。

認定看護師

認定看護師は日本看護協会において審査に合格し、認定看護師として登録されれば認定証等が交付されます。

熟練した技術や知識が必要で、患者さんや家族のみならず、看護職員の指導や相談役にもあたることが可能です。

認定証の有効期間は5年で、更新が義務付けられています。

専門看護師

専門看護師は看護系大学院修士課程修了と、定められる実務経験等条件をクリアした人で、日本看護協会の専門看護師認定試験に合格する必要があります。

特定の専門分野に関して卓越した看護実践能力を持つ看護師に与得られる職名です。

困難で複雑な健康問題を抱えた方や、その家族などに対して高い知識と技術の看護を提供するための専門職です。

その質を保持するために認定機関は5年となっています。

看護士に求められる事

専門性の高い学校に通って、一生懸命勉強をして、国家資格を入手する。

でもそれがゴールではなくスタート地点。

今看護師に求められることは、知識にまとう鎧となる心の強さ。

日進月歩の医学についていくための向上心をもつこと。

たとえばこんなこと

人が好きなこと

病院に来る患者さんは病気やケガで苦しみ、精神的に弱っている方が多くいます。

看護師という仕事は医療に携わる嶽でなく、笑顔やコミュニケーションで患者さんのメンタルな部分を支えることも重要です。

知識と技術と「優しさ」「思いやり」といった豊かな人間性で、患者さんに「安全と安心」を与えられるのです。

患者さんだけでなく、その家族や周りの方にも信頼される人間性が必要になってきます。

使命感をもてること

看護師の使命は「患者さんの命を救う事」「患者さんの命を守る事」です。

たとえ患者さんが嫌がる治療でも行わなければならず、辛い判断をくださなければならないこともあります。

自分の感情に流されず、使命感を持って、意志を強くもって邁進できなければいけません。

日々刻々と進む医療技術に関して自ら積極的に勉強する時間を惜しまない事。

最善の看護を提供できる様に向上心と学ぶ姿勢を持ち続ける事が大切です。

そのために自らの身体作り、健康に対する気配りも重要でしょう。